救急医療支援@バッタンバン州
高松市消防局から8月に派遣された2名の救急救命士とともに、カンボジアでの活動について高松市長に報告して参りました。
プロジェクトマネージャー新田からの概要説明に続き、派遣された救急救命士、一二三氏・飯田氏からは「現地の医療従事者たちの学びたい熱意を感じ、指導に手応えを感じた」と報告がありました。
2014年からJICA事業として継続して提案をしている高松市ですが、大西市長から「地方自治体が継続して国際協力活動を行っているのはよくあること?」という質問に、同席していたJICA四国の課長が「珍しいケースだと思います」と答えていましたが、それに対し、「同じ救急医療の分野で2期継続して事業が実施できているのはTICOの存在があるからですね」と大西市長から労いの言葉をいただきました。
高松市消防局としてはJICA事業が始まる前、おそらく2005年頃から職員が休暇をとってボランティアでカンボジアに指導に行ったことから協力を続けて下さっており、長い協力関係があります。
消防だけでなく、関わる高松市の職員の方々と顔の見える関係づくりが広がっています。国際協力への理解やカンボジアとの友好関係も深まり、これからも形を変えながら継続していくことと思います。