カンボジア事業 救急医療支援@バッタンバン州 高松市提案JICA事業 研修13日目

2024年来日研修13日目 7/13

研修最終日はアクションプラン発表日。

大きな目標であるミッションを決めて、それを達成するための小目標としてゴールを設定します。

そのゴールに到達するためにどんな作業が必要かというタスクを設定していきます。

例えば「ヒマラヤ登山」をミッションにしたら日本の富士山くらいは登れるようにならないと…と考えると、ミッションに一番近いゴールとして富士山登山が挙げられます。

ミッション到達までの途中経過としてのゴールを3つくらい設定し、それぞれのゴールに到達するするまでの作業を考えるわけですが、例えば「富士山登山」のタスクとしては

・装備や食糧の準備

・登山ルートを調べる

・登山口に行くまでの交通手段や宿泊地の手配

などが考えられます。

発表では「救急車から病院への情報伝達システムの構築」や「バッタンバン州内の医療従事者200人にBLSを広め、そのうち20人をトレーナーとして育成する」といったものをはじめ、ABCDの観察を徹底するための教育、救急車内の資機材装備と救急隊員2名を全救急車に配備するという内容が紹介されましたが、わずか1週間でここまで頑張った‼️とアメリカ在住の講師である高礒医師からお褒めのコメントをいただきました。

とは言え、まだ半ばなので、8月1日を提出期限としてパワーポイントにして提出してもらうことにしています。

高礒医師はTICOカンボジアチームの医師として昨年1月と4月に現地での指導を担当した小児科医で、現在アメリカの小児医療について学ぶためにワシントンD.C.の病院で働いています。徳島大学時代にもカンボジアやザンビアにTICOの派遣に同行して渡航した経験があり、学生時代に学生のグループでイベントやセミナーの企画・運営をする中で、アクションププランに関しても経験があり、当事業やカンボジアの医療事情にも精通していることから、時差がある中で講師をお願いしました。

明確で的確なコメントに皆さん頷いていましたが、これから修正し、このアクションプランに沿って活動を実行していただけることを願っています。

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