ザンビア干ばつ被害緊急支援 学校給食提供事業のための寄付金募集!

ザンビア干ばつ被害緊急支援 募集期間は2024年9月1日(日)から12月31日(火)

国際協力NGO・特定非営利活動法人TICO(本部事務局:徳島県吉野川市、代表:吉田修)は、エルニーニョの影響による南部アフリカ地域で発生した史上最悪規模の干ばつにより、水源が枯渇し、深刻な食料危機に直面している子どもたち対する人道支援としてザンビア共和国、南部州Zimbaで活動する現地NGO Kocebuka Community Foundationと学校給食の提供について業務委託契約を締結し、現地のCommunity School(政府の援助がない学校)において学校給食の提供を開始いたします。給食の提供は、次の収穫時期を迎える2025年4月までを計画しており、支援金の寄付募集を開始しました。募集期間は2024年9月1日(日)から12月31日(火)で、300万円を目指します。

給食提供を行う支援先のコミュニティースクールの子どもたち

学校給食提供の背景と概要

南部アフリカ地域では、昨年末から本年初旬にかけての雨期の降水量が例年の20%程度に留まった影響で、穀物の収穫量が大幅に減少し壊滅状態にある地域も多い状況です。当団体代表の吉田修が、5月に現地調査したところ、農家の食料貯蔵庫はほぼ空でした。次の収穫は2025年4月頃で、それまで食料がないことを意味しています。また、干ばつに加え、昨今の国際情勢を背景として世界的に燃料費や肥料価格が値上がりし、食料価格も高騰し、深刻な危機に直面しています。
 学校給食の支援は、現地NGO Kocebuka Community Foundation(KCF)に実施を委託し、2024年9月1日から、Mutaba Community Schoolの生徒(118名)に対して週5日行います。委託費で食材を購入し、準備や食材の管理は地域住民が、調理はPTAの協力を得て、給食の提供を予定しています。
なお、現地の状況によって、支援の期間に変更が生じることもあります。

水汲みの順番を待つ住民

学校給食提供開始!

学校給食の提供が2024年9月4日に始まりました!停電のため、給食用の米の粉砕がうまくいかず、遅れをとってしまいましたが、今のところうまくいっています。

通常、開校の最初の週は子どもたちの出席が少ないのですが、来週になるにつれて増え続けています。

The feeding program started on 4th of September 2024,we had a challenges in grinding the meal rice due to power cut therefore led us to a delay, but so far so good we are managing.

The children were 52 all together, usually the first week of opening schools children are few in attendance, they keep increasing as we slide to next week.

KCFのMs Deborah Mukuloさんからの報告

今日(9/13)、モニタリングに行ってきました。子どもたちがご飯を楽しんでいる様子を見て、とても嬉しくなりました。みんな笑顔でいっぱいでした。
子どもの数は先週の52人から89人に増えており、このプロジェクトが子どもたちに良い影響を与えていることが明らかです。

Today (13th of September 2024) I went for monitoring,i was happy to see how children were enjoying their meal rice and they were all smiles.
The number of children has risen from 52 of last week’s report to 89 it’s a clear indication that the project is positively impacting the learners.

【ザンビア干ばつ被害緊急支援・学校給食提供事業の概要】

プロジェクト名ザンビア干ばつ被害緊急支援・学校給食提供事業
寄付金募集期間2024年9月1日(日)から12月31日(火)
受付窓口寄付ページ 「ザンビア干ばつ被害緊急支援」 https://www.tico.or.jp/donation/
目標金額3,000,000円
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次