カンボジア事業 救急医療支援@バッタンバン州 高松市提案JICA事業
8月22日
8時に出発し、バッタンバン州立病院(CPA3、日本の三次病院)を見学しました。日本の支援「JICA事業)で2020年に完成した建物の中にERがあります。ここは日本の支援ということもあり、日本の病院と似たような雰囲気です。外来患者で溢れる待合いで一番混雑していたのが、糖尿病の診療科前でした。交通事故が一番の死因でしたが、数年前から脳卒中や心筋梗塞などが上回るようになってきました。
国の発展に伴い、状況は数ヶ月単位で大きな変化をしています。
州立病院を視察後、すぐ隣にある州の保健局へ。
来日研修などについて局長と打合せ後、2017年にヘルスセンターからCPA1に昇格したアイ・プノン病院へに向かいました。今回講師として派遣された高松消防の救命士さんと看護師さんたちにCPA1〜3の病院がどう違うのか、資料ではわからない状況について見て、感じて、理解していただくためです。
午後、一番遠いタイとの国境に近いサンパオルン病院に向かいました。…が、途中でタイヤのトラブルがあり到着が大幅に遅れるアクシデントがそれでも皆さん疲れを見せず、暗くなりかけても質問が止まらない状況でした。
到着から3日間、様々なレベルの病院を視察し、カンボジアの状況をわかったところで、明日から2日間はいよいよトレーニングです!