小規模農村開発ローン 個別事業紹介
ザンビアの村おこしにあなたも投資してみませんか?
チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。
サポート支援事業No.18
養鶏(地鶏)事業
対象グループ名:カリヤンギレ
2007年6月に発足したこのグループ。発足直後の昨年7月、タックショップで申請がありましたが、グループ活動経験がなかったことから、申請を却下していました。その後、共同菜園を行なったり、炭を作って販売したりと活動をしながら、「活動の様子を見に来てほしい。」と連絡をくれるなど、なかなか活動熱心なグループです。
グループのデータ
会員数: 16名(女性8名、男性8名)
今年の予算: 約50、000円
主な使用目的: フェンス用材料の購入、卵を持った雌鳥の仕入れ、餌と必要な薬の購入
過去の活動: 共同菜園、炭の販売
将来の希望: 搾油機の導入、ヤギの飼育
以下のような理由から活動内容を地鶏に決めました。
- 近くで活動するグループが、タックショップを始めたこと(申請内容の変更)
- 鶏、特に地鶏の需要は高いこと
- ブロイラーに比べて経費をかけずに飼育できること
- 雛を購入する必要は無く、たまご→ヒナ→飼育/成長→たまご/販売/ヒナと自分たちでローテーションをまわせること
- すでに地鶏を出資しあい、グループの財産として地鶏を所有していること
通常、地鶏は庭を自由に走り回り、特別に餌をたくさんもらうこともないので、ゆっくりと成長します。「ビジネス」として地鶏を飼育するため、フェンスで囲い、餌を与えつつ育てる計画です。
グループ名「カリヤンギレ」の意味は、Self Sustain(自立して活動を続けられること)。その名のとおり活動が続くように、まだ若いこのグループは努力しています。
一般的に地鶏は村でよく見られます。
そのためか、ブライラーと区別するときは「ヴィレッジ・チキン」と呼ばれます。