小規模農村開発ローン 個別事業紹介
ザンビアの村おこしにあなたも投資してみませんか?
チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。
サポート支援事業No.11
干し魚と古着販売事業
対象グループ名:ティエセコブループ
ティエセコグループは、チペンビの中心地より約5キロ離れたムワムランド村で活動しています。
村の人の悩みは、買い物する場所が遠いこと。村には砂糖だけ、サラダ油だけ、と単品販売の商売をしている人もいますが、商品もいつも確実にあるわけではありません。
そこで、グループ員でお金を出しあい、小さな店を開店したものの資金に乏しく、なかなかうまくいきませんでした。そんなとき、TICOの小規模ローンを活用して活動を活発に行っているグループの話を聞いたそうです。そして、よし自分たちも!とグループ員は決心。
ティエセコの意味は、「私にもチャンスを」。グループ員の気持ちを表したグループ名になっています。
お店の商品の内容は、以下にあげる理由から、まず古着と干し魚と決めました。
- チペンビ中心地を含め、干し魚を売っている人がいない(少ない)。
- 貴重なたんぱく質源、栄養改善につながる。
- 子どもたちが破れた服を着ているのはつらい・・・!
グループのデータ
会員数:6名(女性3名)
今年の予算:約3,000円
過去の活動:同様の店の経営
将来やりたい事:保育園の建設・運営、養鶏、養豚
店は中心部から南西方向に走る道沿いにあります。以前の商売経験を活かし、資金の余裕ができたら、商品を増やし店の拡大を目標にしています。また、近くに井戸と土地があるので、野菜も作り栄養バランスも考えた活動につなげていきたいと考えています。
ムワンドゥさんは、ムワムランド村の女性ヘッドマン。グループ活動だけではなく、村全体の活発化を目指してもらいたいものです。
孤児を3人引き取って育てているの。養っていくのは大変よ。でも、できることなら、地域にいるほかの孤児たちも支援していきたいし、いつかコミュニティースクールを建設したいわ。