カンボジア事業 救急医療支援@バッタンバン州 高松市提案JICA事業 研修9日目

2024年来日研修9日目 7/9

岡山大学病院で3日間の研修1日目。

日本でも先進的な取組みをして注目されている岡山の拠点病院で受け入れていただくために、研修員も小児感染症のワクチン接種や肝炎、結核などの検査を受け、準備していました。

院内の見学のあと、EICUや救急車の受け入れをするERで医師や看護師がどのように動くかを見せていただきました。

救急車からの連絡を受け、意識障害があることから脳の疾患を疑い、CTの検査をしました。カンボジアの医師らは「今のようなケースだとカンボジアでは様子見をするだけでCTまでは取らない。患者の経済的負担になるので」と驚いていました。日本では皆保険制度のおかげで一定割合の負担、高額医療の場合も一定額以上は負担がないという他国からは信じられないような制度があるおかげで、万が一に備えて検査ができます。

救急搬送の制度や皆保険制度は少子高齢化で今のままだと崩壊しかねない制度ですが、国民が意識して守っていかなければ… 、これは政治、行政につながる話ですが…、だからこそ国民の意識が必要なんですけどね。余談ですが。

17時からは院内看護師らを対象にカンボジアの文化や医療制度について紹介するプチ講演会を院内とzoomで開催しました。

明日は朝8時から、看護師たちの資機材チェックの段階から視察させていただきます!

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