カンボジア事業 救急医療支援@バッタンバン州 高松市提案JICA事業 3月派遣6日目

カンボジア🇰🇭6日目 3/25(月)

3月25日、バッタンバン州保健局で州内の医師・看護師を対象に、日本研修の報告会を開催しました。

日本研修は2023年11月の約2週間、香川、徳島、岡山での講義や視察、実技の研修でした。

その研修で学び、カンボジアで取り入れたいことをバッタンバンの医療従事者にも共有してほしいと考え、発表の機会をつくりました。

企画した時、経験を共有する文化はあまりなく、それは自慢に聞こえてしまうという意見もありましたが…

カンボジアでは日々の忙しさに紛れ、代表として派遣され他国で学んで帰っても自分が経験したことを共有することはほとんどありません。

報告(アウトプット)するには、自分の経験や考えを一旦整理するので、他者のためだけならず自分のためにもなります。

報告で、印象に残ったこととして、高松消防での視察や同乗実習、岡大病院での視察や研修があげられていました。

日本では119番にかけると司令室に電話がかかること、そこで電話を待っている人がいてすぐに出ること、要請内容や場所を確認したら1分以内にチームが救急車に向かって出動していたことなどの説明に、皆さん目を丸くしながら聞いていました。

岡大病院の高度救命救急センターの写真には身を乗り出して見ていた人もいました。

日本も戦争があった国なのに、このように発展している、私たちにも希望がある…というスピーチもありましたが、カンボジアはこれから、どんどん成長していくと思います。

データをまとめてくれたダブン医師、写真や動画を多用し、上手く発表してくれたコサル医師、ありがとうございました。

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