2011年 地球人カレッジ

2011.1.8 日本の木材消費と世界の森林〜フェアウッドにシフトしよう〜
報告者:坂本 有希さん(財)地球・人間環境フォーラム フェアウッド・パートナーズ担当
内容1年で日本の約5分の1の面積が失われている世界の森林。その原因の一つに、違法伐採が挙げられます。違法伐採は木材生産国の森林減少・劣化を引き起こすだけではありません。正当なコストを支払っていない違法材が国際市場で不当に安価で流通することで、輸入国の森林にも大きな影響を与えています。
木材の8割ほどを海外から輸入している日本には、違法材が1~2割含まれているといわれています。私たちが日々使っている紙やイス・テーブルに、知らないうちに違法材が混じっているかもしれません。このような世界の森林と私たちの暮らしのつながりの現状を知り、一人ひとりに何ができるのかを考えましょう。
報告者履歴1992年より地球環境問題に取組む非営利団体「地球・人間環境フォーラム」に所属。2002年国際環境NGO FoE Japanとともに「フェアウッド・キャンペーン」(現フェアウッド・パートナーズに改称)を立ち上げ、日本の木材市場をフェアなものにするキャンペーン活動を始める。”日本での暮らしが海外の生物多様性に及ぼす影響をいかに低減・配慮していくべきか”という視点から、調査・普及啓発活動を実施しており、消費生活アドバイザーとしても活躍する。
日時2011年1月8日19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
2011.2.12 コミュニティ・レストランを創ろう〜おいしく食べ、楽しく働く、くつろぎの場〜
報告者:世古 一穂さん NPO法人NPO研修・情報センター代表理事
内容食を核にしたコミュニティづくりの拠点として全国に広がるコミュニティ・レストラン(以下コミレス)。コミレスは楽しく働き、美味しく食べる、くつろぎの場、地域雇用、コミュニティづくり、子育て支援、高齢者の自立生活支援、食育等、地域課題の解決を目指す参加恊働型のNPO起業モデルで、NPO研修・情報センターが設立以来提唱しています。
地域を元気にしたい。地域がかかえる問題を解決するために何かがしたい。でもどうしたらいいの?そんな思いを形にするのはコミレスかもしれません。地域活性化の原動力となるコミレス。その考え方とは?実際に運営されているコミレスの紹介も交えながら、コミレスについて考えます。
報告者履歴京都市生まれ、大阪大学大学院工学研究科博士課程後期終了。人材養成を専門とする「NPO研修・情報センター」を1997年11月に開設。代表理事として現在に至る。コミュニティ・レストランネットワーク全国代表。前金沢大学大学院教授。著書『コミュニティ・レストラン』など多数。
日時2011年2月12日(土)19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.3.20 コミレスと国際協力
〜国際協力型コミレス フェアトレードカフェ&雑貨WAKUWAKUの事例報告から〜
報告者:林 知美さん
(外務省『NGO』相談員、NPO法人えひめグローバルネットワーク事務局、フェアトレードカフェ&雑貨WAKUWAKU店長)
内容コミュニティ・レストランを略してコミレス。
コミレスは、食を通して地域が抱える様々な問題の解決を目指す、参加協働型のNPO起業モデルです。
地域を元気にしたい。地域が抱える問題を解決するために何かがしたい。でもどうしたらいいの?そんな思いを形にするのはコミレスかもしれません。
様々な形態のコミレスが全国で展開していますが、今回は、愛媛県松山市にある、国際協力型コミレス、フェアトレードカフェ&雑貨WAKUWAKUの事例報告から、地域活性化の原動力となりうるコミレスについて考えます。
日時2011年3月20日(日)13時30分~16時30分
場所トピア(TOPIA)小会議室(徳島駅クレメントプラザ6F)
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2011.4.23 自然の恵みを体験してみよう〜竹道具と昼食作り、農作業を通して〜
案内人:小野 裕次さん
(さくら診療所さくら農園 有機農業実践家)
内容竹を使った杭、箸、器などの道具を手作りし、竹筒で炊き込みご飯を作って食べる、自然素材を使った体験型の地球人カレッジを開催します。天候にもよりますが、堆肥(ぼかし)作りや農作業も午後から予定しています。
お一人はもちろん、親子での参加も大歓迎です。春の香りと自然の恵みを身体で感じてみませんか?
報告者履歴東京生まれ。
1983年東京農業大学卒業。在学中より有機農業の世界に魅かれ、卒業と同時に愛知県の有機農業実践農家に住み込み、ゼロからスタートする。
1986年からは1年1ヶ月かけてアジアを巡り、帰国後は西日本を中心に有機農業を実践。約10年前より山川に移り住み、2004年からはさくら診療所のさくら農園で有機農業実践家として従事する。
日時2011年4月23日(土)10時~13時(開始5分前までに集合場所にお越し下さい)
場所さくら診療所さくら農園
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2011.5.9 TICOの活動紹介in東京
報告者:福士 庸二(TICO事務局長)
内容TICOの活動紹介を、東京にて開催します!関東地方にお住まいの皆さま、是非この機会に足を運んでみませんか?
TICOオリジナルの教材「チャレンジ・アフリカ」を体験しながら、TICOのこれまでとこれからの活動について、お話しさせていただきます。
報告者履歴1961年生まれ、青森県弘前市出身。
1989年自動車整備士として青年海外協力隊に参加し、マラウィに派遣される。
帰国後、国連ボランティアとしてベトナムで4年間、現地の自動車整備工場の運営や整備技術の指導にあたる。
1999年からは徳島県吉野川市に移り住み、TICO代表の吉田修氏が経営する「さくら診療所」に勤務する傍ら、TICOの事務局長を務める。
日時2011年5月9日(月)19時〜20時半(18時45分より受付開始)
場所早稲田奉仕園セミナーハウス100号室
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2011.5.14 NGO在外事務所の運営とは〜あなたも事務所長になれる!〜+学生のザンビア報告
報告者:吉田 純(TICOザンビア事務所長、業務調整員)
内容
NGOの在外事務所というと、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?「プロジェクトの実施」、「事務所運営」、「関係諸機関との協議」等等、小難しい言葉を聞くことはあっても、具体的には何をしているのかよくわからない、という方が多いのではないでしょうか。
「海外で仕事をしている」、「大臣や政府高官とミーティングをしている」、「外国語で仕事をしている」等、もちろん間違いではありません。しかし、本当のところは特別な仕事でも何でもないのです。
プロジェクトも事務所運営も人と人とのやり取りです。 TICOザンビアの事務所運営を通して、 在外事務所とは、事務所長とはどんな仕事なのかをご紹介します。きっとあなたも明日から事務所長になれます!
また、この春ザンビアを訪問した学生達からの報告会も実施予定です。
報告者履歴兵庫県生まれ。
神戸市外国語大学修士課程卒業後、オランダ・ライデン大学へ留学。
ジュネーブにてインターン等を経験した後、国連ボランティアとしてUNDPラオス事務所へ。
在ラオス日本大使館にてODA事業に携わった後、2008年TICOザンビアへ派遣され、業務調整員として、事務所長として活躍する。
日時2011年5月14日(土)19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.6.6 モヨ・チルドレン・センターの今
報告者:松下 照美さん(モヨ・チルドレン・センター主宰)
内容ケニア/ナイロビから北東45キロにある町ティカで、10年以上に渡りストリートチルドレンの支援活動を続ける松下さん。
今回は約1年ぶりの帰国です。昨年末には新しくなったストリートチルドレンの受け入れ施設「子どもたちの家」が建ち、アフリカはケニアならではのハプニングもあったようです。
松下さんのティカでのエピソードを交えながら、この1年どんな活動が展開されたのか報告していただきます。
報告者履歴1945年徳島県生まれ。
67年玉川大学文学部芸術学科(油絵専攻)卒業。
反核・平和活動を経て、陶芸家として徳島県神山町に移住する。
94年ウガンダの元ストリートチルドレンの施設でボランティアを経験し、96年ウガンダからケニアへ移住、NGO設立準備を始める。
99年国際NGO「モヨ・ホーム」設立、2000年ティカにてストリートチルドレン及び孤児の支援活動を開始する。
01年「モヨ・チルドレン・センター」に改名し、こどもたちのケアや施設建設、学費や給食支援などに取り組んでいる。
団体は映画「チョコラ」の舞台にもなっている。
日時2011年6月6日(月)18時〜20時(開始5分前までにお越し下さい)
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.6.18 のびやかに自分になる〜田んぼと畑と幼稚園と小学校TOECフリースクールの取り組みと目指しているもの〜
報告者:伊勢 達郎さん(NPO法人自然スクール トエック代表)
内容「のびやかに自分になる」とはどういうことなのでしょうか?その答えを一番よく知っているのはTOECの子どもたちなのでしょう。
TOEC(トエック)フリースクールは子どもたちの興味・関心や好奇心を起点にやりたいことを調和的に進めていく、教科書もカリキュラムもない学校です。
TOECフリースクールに秘められた魅力とは?子育てや学校の在り方、非暴力で共生できる社会について、 東日本大震災の現状も受け、 皆さんと共に紐解いていきたいと思います。
報告者履歴1959年徳島県阿南市生まれ。学生時代よりカウンセリング・キャンプを学び、85年「自然スクールTOEC」を設立。カウンセリングのワークショップや沖縄無人島キャンプなど、様々なフリー(自由な)キャンプを実施する。
90年「TOEC 幼児フリースクール(幼稚園)」、98年「TOEC自由な学校(小学校)」を設立し、2001年には団体をNPO法人化。カウンセリング、自然体験、学校、住民運動等が渾然一体となった活動を展開している。
団体の代表を努める傍ら、大学や専門学校で人間関係論などの非常勤講師も務める。
日時2011年6月18日(土)19時〜21時(開始5分前までにお越し下さい)
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
2011.7.17 有機大豆でお豆腐作り体験
報告者:今関 英子さん(百姓天国山川町体験農園)
内容私たち日本人の生活に欠かせない食材、大豆。そんな大豆に思いを馳せたことがありますか?
今回の地球人カレッジはお豆腐から大豆に焦点を当た、今関さんの農業に対する思いから「手作り」への姿勢を学ぶ、体験型学習になります。お豆腐作り体験後は懇親会としてできたお豆腐を試食していただく事ができます。
(なお、TICO合宿と合わせての開催となりますので、総勢10名での開催となります。)
報告者履歴1933年大阪生まれ。
小学6年生の時に高知県清水へ疎開し、高校卒業までを高知で過ごす。
東京逓信(ていしん)病院付属高等看護学校卒業後、同病院にて10年間勤務。その後、子育てのため埼玉に移るが、通算35年間看護師として
活躍する。
1990年農地を求めて山川町に夫とともに移住。以来20年間自給自足と販売農家として手作り生活を楽しんでいる。今関さんの手作りされるお味噌やお醤油、みりんなどの調味料は絶品。
日時2011年7月17日(日)16時〜18時(開始5分前までにお越し下さい)
場所今関邸
2011.7.23 新人調整員のザンビア奮闘記
報告者:黑田 晶子(TICOザンビア事務所 業務調整員)
内容大学卒業後、インドでの生活を経てザンビアに渡った新人調整員、黑田。海外生活は長いものの、アフリカでの生活、そして開発事業に現場で関わるのは全く初めての経験です。
早速任された学校建設事業では大幅な建設工事の遅れに見舞われ、農村開発ローンではインドでの習慣や実践方法との違いに頭を悩まされます。国際協力の初心者が現地の人のために現場でできることとは?
初めてのアフリカ生活に翻弄されながらも奮闘する新人調整員の、TICOでの活動を報告します。
報告者履歴1985年兵庫県神戸市生まれ。
2008年カナダのMount Allison University(国際関係学) を卒業後、インドの社会企業家の元で1年間勤務すると共に、現地のNGOでインターンとしてマイクロファイナンスに関わる。
2010年2月にTICOザンビアへ派遣され、業務調整員として学校や医療施設の建築事業、農村開発ローン事業など様々な活動に従事する。
日時2011年7月23日(土)19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
2011.8.27 ザンビア妊産婦保健プロジェクト活動報告〜お母さんの声を現場から〜
報告者:酒井 浩子(TICOザンビア事務所 保健医療専門家)
内容ザンビア農村部では医療施設やスタッフの数が少ないだけでなく、交通の便も悪く、助産師など資格を持った人の介助なしに自宅で出産する人が今も多く見受けられます。緊急時に適切な対応ができなかったために、妊婦さんが分娩中に命を落としてしまうこともありました。
さらに、医療施設以外で起こった妊産婦死亡は公的機関へ報告されることすらほとんどありません。このような現状を受けて。TICOでは、2010年10月より『地域住民が支える安全な妊娠/出産支援事業』を行っています。
プロジェクト開始から10ヶ月。これまで行ってきた「安全なお産支援グループ(SMAG:スマッグ)」の養成や事前調査、「お産を待つ家」の建設、自立した活動に向けた取組みなど、地域の安全な妊娠/出産を目指し行われている活動について報告します。
報告者履歴長崎県大村市生まれ。
2004年滋賀医科大学医学部看護学科を卒業し、大学病院勤務を経て、ミャンマーで医療系NGOの活動に参加。帰国後、長崎大学大学院国際健康開発研究科に進学。在学中にインターンとしてバングラデシュのNGO・BRACで活動する。卒業後、産科クリニックで勤務し、2010年7月よりTICO保健医療専門家としてザンビアにて母子保健プロジェクトに携わる。看護師・保健師・MPHを取得。
日時2011年8月27日(土)19時~21時
開始5分前までにお越し下さい
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.9.10 ドイツ、フライブルグの環境政策とエネルギー自給の村を訪ねて
報告者:吉田益子さん(徳島小水力利用推進協議会 運営委員)
内容福島での原発事故をきっかけに、ようやく日本でも本格的な省エネや再生可能エネルギーの議論がなされるようになってきました。
徳島では昨年から、小さな水力発電を地域振興にも生かしたいと再生可能エネルギーの推進団体が立ち上がりました。その事務局・運営委員として活動しながら、6月に環境先進地のドイツを訪れた吉田さん。
世界の環境首都ドイツ・フライブルグ市とエネルギー自給の村フライアムト、原発に依存しない電気の配給会社を住民投票によって立ち上げたシェーナウ村のエネルギー政策とまちづくりについてご紹介します。
報告者履歴1959年宮崎県西都市生まれ。
大学卒業後、大学病院や薬局・診療所、モザンビークで薬剤師として活動する。
2003年勝手連サポートセンターより徳島県議会議員となり、1期勤める。
NPO吉野川みんなの会、徳島県廃棄物問題ネットワーク、
地球温暖化を考える市民アクション徳島など、環境市民活動に従事し、現在は徳島小水力利用推進協議会事務局で運営委員を務める。
日時2011年9月10日(土)19〜21時
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.10.9 植物の恵みを生活に生かそう〜薬草せっけんとバスフィズ、廃油でアロマキャンドル作り〜
報告者:馬場節子さん(染織作家、NGO A&A代表)
内容私たちは普段、植物の存在をどれほど「意識」しているでしょうか。香草・薬味、漢方薬、植物由来の療法、アロマや香水などを見ても、植物から恩恵を受け、植物の力にどれだけ私たちの生活が支えられているのかを知ることができます。
植物をもっと身近に「意識して」生活に取り入れることで、心身をリラックスさせませんか。薬草せっけんとバスフィズ、廃油でアロマキャンドル作りを体験することで、植物の持つ癒し効果「香り」を楽しみながら薬用としての植物利用を探ります。
報告者履歴1956年長野生まれ。
東京学芸大学でテキスタイル研修室に所属以来、美術教育と草木染やハーブなど植物を中心とした造形活動を展開。
1989年から2年間、青年海外協力隊員としてバングラデシュで染色技術指導。
11年間、青年海外協力隊の月刊誌『クロスロード』編集に携わった後、2004年から日本外国語専門学校
で国際ボランティアの教師を務める。
2008年には学生たちと共に「NGO A&A」を設立し、”環境問題” ”教育文化” を課題に、植林活動や図書支援活動をバングラディシュで展開中。
日時2011年10月9日(日)9〜11時(開始5分前までにお越し下さい)
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
2011.11.19 持続発展教育(ESD)ってどんなもん? 
報告者:近森憲助さん 
徳鳴門教育大学大学院学校教育研究科 国際教育コース 教授
内容ESD(Education for Sustainable Development)=「持続可能な発展のための教育」っていったい何?
そもESDは、「持続可能な発展(Sustainable Development:SD)」というものをベースにした教育活動についての考え方です。ESDは幅広い内容を含んでいて、ある特定のテーマというよりは、教育活動の理念のようなものと言われています。ゆえに、ESDには実に様々なものが含まれていて、「えー(Eー)、それ(Sore)、どんな(Donna)もんなん」教育だという冗談が生まれるほどだとか。
ESDやSDというものは、いったいどのようなものなのか、参加者のみなさんとワークショップ形式で一緒に考えたいと思います。
報告者履歴1951年高知県生まれ。
大学及び大学院を北海道で過ごし、1976年4月より徳島に移住。
徳島大学で9年勤務後、鳴門教育大学に移って27年目を迎える。その間、解剖学、理科教育総合学習、現代教育課題総合などの講座・コースを経て、現在国際教育コースに所属。
2010年4月より、鳴門教育大学教員教育国際協力センター所長を兼務。
日時2011年11月19日(土)19〜21時(開始5分前までにお越し下さい)
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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2011.12.17 誤解から生まれる国際理解 
報告者:平野キャサリンさん 
公益社団法人セカンドハンド 理事長
内容「カナダでは〜〜なのに、どうして日本ではこうなの?」カナダに生まれ、カナダの文化の中で育った平野さんが、日本での生活でぶつかった壁、「偏見」。
異文化に触れると、その違いに驚くことも多いはず。私たちは自分自身の知識や経験から、知らぬ間に偏った見方をしていることがあります。
自分の思い込み・偏見に気づき、それをどうやって乗り越えたのか。平野さんの実体験をお話いただきながら、国際理解についてみなさんと話合えればと思います。
報告者履歴1957年カナダに生まれる。
1978年4月に来日し、日本語を学んだ後、国際キリスト教大学に入学。文化人類学を専攻。
卒業後、幅広い分野でフリーランス翻訳者、英語指導者として活躍する一方で、カンボジア支援を行なっている公益社団法人セカンドハンドに1994年の設立時からボランティアとして関わる。
2007年よりセカンドハンドの理事長に就任し、団体の組織運営に理事たちと尽力、現在に至る。
日時2011年12月17日(土)19〜21時(開始5分前までにお越し下さい)
場所さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川)
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