2008.1.26 「ビルマ民主化運動のゆくえ~アムネスティの立場から~」 | ||
多田 恒雄 さん(アムネスティ・インターナショナル徳島グループ 代表) | ||
内容 | ビルマでは一昨年来、前年比数十%という急激な物価上昇が発生し、市民は苦境にあえいでいました。そして2007年8月、石油価格の大幅値上げをきっかけに始まった抗議行動はまたたくまに拡大し、全国で数十万人の仏教徒、学生、市民が立ち上がるまでに膨れ上がりました。これに対し軍事政権は9月26日、武力弾圧に踏み切り、多くの死傷者を出すまでに到りました。今回の抗議行動で拘禁された何千もの人びとが釈放されたかどうか不明です。そればかりか、状況は平常に戻ったという軍事政権の発表とはうらはらに、今も恣意的な逮捕は続いています。 「軍事政権にとっての平常化とは、メディアの目の届かないところで組織的かつ広範に人権侵害が行われる状況に戻ることであろう」(アムネスティ・アジア大平洋部長キャサリン・バーバー) このようなビルマの状況に対し、地球人のひとりとして何ができるのか、いっしょに考えていきたいと思います。 | |
報告者履歴 | アムネスティ・インターナショナル徳島グループ代表。 1980年代半ば、反アパルトヘイト運動が国際的に盛り上がりをみせていた頃、 アムネスティに入会。 1992年、アムネスティ徳島グループ結成。 以降、東チモール、マラウィ、フィリピン、パプア、アフガニスタン、チェチェン、ウガンダ等からゲストを招いて、講演会を主催。 | |
日時 | 1月26日(土)午後7:00~8:30 | |
場所 | さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川) |
2008.2.16 「国境なき医師団(MSF)の活動報告」 | ||
松川 恭子 さん(特定非営利活動法人国境なき医師団(MSF)助産師 | ||
内容 | 国際的な医療・人道援助団体であるMSFでの緊急医療援助活動報告(アフリカ3カ国)。紛争・災害地域での医療援助の現実を専門の母子保健に焦点を当て説明する。 また、あまり報道されていない厳しい現実をまずは知っていただき、理解を深めていただきたい。これから国際医療協力の分野で活躍を目指す方には、参考となること間違いありません。 | |
報告者履歴 | 岡山在住、海外の貧困地域で援助を必要としている人のために働きたいと思い、看護師免許を取得。お産はどんな貧困・紛争地域でもあると思い、徳島で助産師・保健師免許を取得後、地元の総合病院・産婦人科で6年間働き、退職後MSFの派遣登録。2003年長崎大学熱帯医学研究所で短期研修を受け、2004年シエラレオネ、2005年スーダン・ダルフール、2006年ウガンダ、2007年再びスーダン・ダルフールに派遣され、助産師として地域の母子保健の改善に努めた。 | |
日時 | 2月16日(土)午後7:30~9:00 | |
場所 | さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川) |
2008.3.15 「世界のスライドショー ~世界100カ国を旅したエコロジスト~」 | ||
松本 英揮 さん(環境NPO H-imajineひまじん代表) | ||
内容 | 地球の現実をスライドとトークで世界中に伝えています。 中国から入る地球の亀裂 沈み始めた南太平洋の国ツバル・・・ 武器を捨てた平和国家コスタリカ 食糧危機を救ったキューバのオルガノポニコ 心を満たしてくれる地球の軸ギアナ高地 サンパウロ・ファベーラ殺人率世界一の街での講演 大成功だった酵素風呂アフリカエイズプロジェクト 日本の素敵なエコタウン 長男唯人と走った北海道・・・ | |
報告者履歴 | 12才の頃からひとり旅を始め、20才の頃からズタ袋担いで世界100カ国を歩いてきました。スライド映写機を担ぎ自転車にのって世界中で「地球のスライドショー」を開いています。「故郷宮崎を地球の環境首都に」と活動しています。玄米菜食・日本茶・裸足・ペーパレスの楽しい生活。自分で庭に井戸を掘り風力発電でエネルギーも自給しています。 | |
日時 | 3月15日(土)午後7:30~9:00 | |
場所 | さくら診療所 デイケア室(吉野川市山川町) |
2008.3.13 NGOモヨ・チルドレン・センター 「松下照美さん報告会」 | ||
松下 照美 さん(NGOモヨ・チルドレン・センター主宰) | ||
内容 | アフリカ・ケニアのストリートチルドレンを題材とした小林茂監督の長編ドキュメンタリー映画(「空腹を忘れるために」(仮題))がまもなく完成、そして、今秋には、『孤児たちの家』建設に向けてキャンペーンを予定しています。映画の完成直前試写会のため、ケニアから一時帰国中の松下照美さんが緊急の報告会を開催いたします。 | |
報告者履歴 | 徳島市出身。NGOモヨ・チルドレン・センター主宰。10年に渡り、ウガンダ・ケニア両国で、子どもたち、若者、地域の人々と共に活動を続け、現地にて「モヨ・チルドレンセンター」を設立。 | |
日時 | 3月31日(月)午後6:30~ | |
場所 | さくら診療所 デイケア室(吉野川市山川町) |
2008.4.19 「ザンビア活動の現況」/「アフリカの大地で学んだこと~医学生が見たザンビア~」 第1部 「ザンビア活動の現況」 第2部 「アフリカの大地で学んだこと~医学生が見たザンビア~」 | ||
第1部 山本ひとみさん(TICOザンビア事務所駐在員) 第2部 渡辺敬太さん、小西康孝さん、古川彩香さん、黒瀬喜子さん(国際医学生連盟) | ||
内容 | 第1部: 2003年からザンビアの農村地区で行われている農村開発プロジェクトの現在の状況を、一時帰国中のザンビア事務所駐在員の山本ひとみさんに報告していただきます。 第2部: TICOは2006年の夏から、国際医学生連盟日本支部公衆衛生委員会が企画した「アフリカビレッジプロジェクト」を支援しております。2年目となった昨年夏から、新たなメンバーが終結。ザンビアで保健衛生に関する調査を実施するため、準備を進めてきました。そして、本年3月、4名のメンバーがザンビアに滞在し、「男性の健康意識調査」「TBA(伝統的な産婆)の調査」「栄養調査」を行いました。人から話を聞いたり、本で勉強するのとは違い、実際に現場に行き、目で見て、肌で感じたことは、彼らにとってかけがえのないものになったようです。今回は、調査の様子や彼らが感じたアフリカを率直に話していただきます。 | |
日時 | 4月19日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所 デイケア室(吉野川市山川町) |
2008.5.10 「地雷畑で見た夢」~地雷廃絶をめざして~ | ||
鬼丸昌也さん (NGOテラ・ルネッサンス 代表) | ||
内容 | 1979年福岡県生まれ。高校在学中にアリヤラトネ博士(スリランカ農村開発指導者)と出逢い、『すべての人に未来を造り出す力がある』と教えられる。様々なNGOの活動に参加する中で、異なる文化、価値観の対話こそが平和を造りだす鍵だと気付く。 2001年初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の悲惨さと、地雷問題を通じて見えてくる世界の諸問題の原因を知り、「すべての活動はまず『知る』ことから」と多くの人々へ伝えるための講演活動を始める。現在では年間140本にのぼる。同年、立命館大学在学中に全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざすNGO「テラ・ルネッサンス」設立。カンボジアでの地雷除去支援・義肢装具士の育成、日本国内での平和理解教育、小型武器の不法取引規制に関するキャンペーン、ウガンダやコンゴでの元・子ども兵の社会復帰支援事業を実施。 | |
日時 | 5月10日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所 デイケア室(吉野川市山川町) |
2008.7.19 「教育プロジェクト報告 ~日本の教育、アフガニスタンの教育~」 | ||
近森 憲助さん (鳴門教育大学 教授) | ||
内容 | 教育って何だ?? 物質的に豊かになってから日本ではアフガニスタンが抱えているような就学システムなどハード面の問題から学ぶ事への意欲が失われているというソフト面へ問題が変化しています。アフガニスタンへ日本から教育普及につとめられている近森さんより教育専門家から見たアフガニスタンの現状。また、ご自身のプロジェクトについて、そして日本の教育についてなど教育部門での幅広いお話を伺います。 | |
報告者履歴 | 主として「環境と人間生活」に関する分野の,環境教育特論Ⅰ(基礎),環境教育特論Ⅱ(教材開発),環境教育特論Ⅲ(授業開発)および環境教育特論Ⅳ(実践)を担当。これらの講義においては,環境に対する自然科学的な把握を基礎として児童・生徒が自分自身の生き方と自然環境との関わりを意識化できる「総合的な学習の時間」の構築をメインテーマとしている。 | |
日時 | 7月19日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所 デイケア室(吉野川市山川町) |
2008.9.6 地球が熱い とくしまが熱い 「田中優と語る私たちの近未来」 | ||
田中 優さん (未来バンク事業組合 理事長) | ||
内容 | 「日本のゴア」と呼ばれ東奔西走する田中優さんのナットクの地球温暖化(気候変動)対策。社会の仕組みを変えるための一歩が始まります。 | |
報告者履歴 | 1957年東京都生まれ。役所の仕事の傍ら、地域で脱原発やリサイクルの草の根的な運動を出発点に、環境、経済、平和などの様々なNGO活動に関わる。94年より「未来バンク事業組合」理事長。96年より足温ネット(足元から地球温暖化を考えるネット・えどがわ)理事。「揚水発電問題全国ネットワーク」共同代表。Mr.チルドレン桜井和寿さん、坂本龍一さん設立の「ap bank」顧問を務める。軽快でわかりやすく目からウロコの講演は、クチコミとネット上で評判を呼ぶ。「ストップ温暖化はこの10年が勝負」と定年を10年残し、この春公務員を卒業。全国を駆けめぐる。 | |
日時 | 9月6日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川) |
2008.10.25 カラ〜西アフリカの国「マリ」からの報告〜 | ||
村上 一枝さん (カラ=西アフリカ農村自立協会 代表) | ||
日時 | 10月25日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川) |
2008.11.15 アフリカにおける医療プロジェクト報告 | ||
アフリカにおける医療プロジェクト報告 | ||
日時 | 11月15日(土)午後7:30~9:00 ごろまで | |
場所 | さくら診療所デイケア室 (吉野川市山川町前川) |