小規模農村開発ローン 個別事業紹介
ザンビアの村おこしにあなたも投資してみませんか?
チペンビ小規模農村開発ローンは、WAHEプロジェクト(干ばつに強い村作り)の中の1部門です。今までの援助形態とはちょっと違う、新しいタイプの援助です。
サポート支援事業No.6
養鶏事業
対象グループ名:カサカ子どもの家&青少年技術訓練センター有志
※現在、鳥インフルエンザが近くの国で発生しているため養鶏を中止し、タックショップ(ザンビア風コンビニ)事業を行っています。
カサカ子どもの家&青少年技術訓練センターは、リデンプシャン教会が主催する事業のひとつです。
チペンビ在住の人々がボランティアで、青少年と孤児のための研修施設を建設しています。
そのメンバーの一人、ブライアン・マンブウェさんは、養鶏事業の主任に任命される予定です。ブライアンさんは、小学校を卒業後、白人の経営する農場で、養鶏に3年間携わりました。学校での勉強はできませんでしたが、その間に養鶏について1から10まで学ぶことができたのです。その後、リデンプシャン教会の青年リーダーに任命され、現在にいたっています。
ここ2年間の天候不順による飢餓は、この地域にも爪痕を残し、多くの人が亡くなりました。そして、両親の無くなった子どもは孤児になります。また、田舎の宿命として、大人の多くは老人です。みんな貧困に苦しんでいます。肥料を買うお金も無い有様です。
グループのデータ
会員数:10名(女性2名、男性8名)
今年の予算:約2,500円
過去の活動:孤児のためのトウモロコシ栽培
将来やりたい事:養鶏の拡大、菜園経営、養豚
ブライアンさんは、青年リーダーとして地域の為に献身的に働きました。貧しい人々に、食べ物や服やお金を配ったり、現在建設中のセンター建設を手伝ったりしましが、ブライアンさん自身もお金持ちとはとても言えませんし、教会からの支援も、司祭さんの友人からの寄付が中心で、あまりあてにはできない有様です。
今、ブライアンさんは、寄付をあてにするのではなく自分たちでお金を稼ぐ必要性を強く感じています。養鶏ならば慣れ親しんだ得意分野です。一緒に働く仲間に相談したところ、みんな賛成してくれました。
そこで、彼は養鶏事業の実現の為にTICOに融資を要請しました。
皆さんが支援してくださることならば、どのような事でも私たちにとってありがたい事です。
融資をして頂ければ、事業の成功に私たちは最大限の努力をするつもりです。事業が軌道に乗り、ローンを返済する事で、私たちは真の意味での自立を勝ち取る事でしょう。
そうすれば、技術訓練センターなどの他の事業に資金を回すことができ、多くの孤児や青少年の助けになります。